2012年5月11日金曜日

ニキビ・ニキビ痕と光治療|赤井クリニック


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悩みの原因と特徴

現在のニキビ治療事情について(保険診療と自由診療について)

ニキビ治療を専門的に行う立場からいえば,今の日本の保険診療制度で行える治療範囲ではすべてのニキビに対する効果的な治療にはかなりの限界があります。実はニキビにはいくつかの種類があり,炎症のない白ニキビ,黒ニキビ(コメドともいいます)と赤く腫れて炎症をおこした赤ニキビでは,当然治療が違ってきます。 例えば,炎症の赤ニキビには保険診療内で行える抗生物質の飲み薬や塗り薬で対処できますが,コメドに対する治療に有効な外用レチノイドは自由診療(保険適用外)になります。硬くなった黒ニキビは吸引などによってニキビを取り除く治療が最も効果的です。またホルモンの変化に関連して悪化する赤ニキビには,別の種類の薬を使います。


コレステロール薬の痛みのために補酵素Qの用量

またピーリングなどのスキンケアの治療,レーザー,光治療は皮脂をコントロールしたり,肌細胞のターンオーバーを高め,にきびができにくい健康な肌に近づけるエビデンスのある治療です。ニキビあと治療にはトレチノインというビタミンAの誘導体をよく使います。日本ではピーリングなどは美容皮膚科,美容目的のアンチエイジング治療だと思っている方も少なくないでしょう。アメリカなどではこれらの治療はれっきとしたニキビの治療として広く認められています。 保険診療でももちろん一部のニキビ治療はできます。 白ニキビ,黒ニキビ,赤ニキビ,化膿ニキビ,ニキビあとなどに自由診療(ピーリング,レーザー,ニキビの吸引,排膿治療,白ニキビ・にきびあとの薬など)を行うと保険診療で出来る内容もすべて保険外診療となりますのでご了承下さい。くわしくはブログ『まるごとにきび。』の中にもご紹介しております。

ニキビの種類には次のようなものがあります。

1)コメドが原因のニキビ

白ニキビ、黒ニキビ:毛穴の出口に角栓が詰まった状態がコメドです。皮脂が肌表面にでられず、たまった状態です。

2)ニキビ菌が原因のニキビ

赤ニキビ:毛穴にたまった皮脂にアクネ菌が繁殖し、炎症が起きている状態。赤く晴れ上がり痛みを伴う。


"ニューイングランド地方の頭痛クリニック"

膿疱性ニキビ:赤ニキビの症状が進行し、深くまで膿を持った状態となる。適切な治療がなされないとシミになったりクレーター状の肌になったりすることがあります。

ニキビは放置するとニキビあとが残ったり、色素沈着を起こしてシミになったりします。一度ダメージを受けた肌を治療するのは困難になります。これらを予防しニキビを早く直すためにはニキビの光治療が有効です。

ニキビの光治療は炎症の強い赤ニキビに有効です。さらに膿みをともなった膿疱性のものにはアミノレブリン酸などの光感受物質との併用治療が効果的です。

当クリニックでは「モリオン」という安全で選択的に毛包脂線系に取り込まれる光感受物� ��と光治療をくみあわせたPhotodynamic light therapy(光線力学療法)を導入しております。


治療法基本情報

治療法の特徴

この治療は皮脂線ないのP.acnes(ニキビ菌)の代謝産物であるポルフィリンに光が取り込まれ、このポルフィリンが出す活性酸素によりニキビ菌と皮脂腺そのものを破壊するという原理です。


1日の体重減少

当クリニックではフォトフェイシャルアクネスとアイクリアとう2種類の機器を導入してニキビの光治療を行っております。治療は週に1〜2回、8回が基本、この治療で炎症性のニキビは平均で約70%減少します。

診療回数

・光治療単独:週2回、計8回、1回の治療は20分

・光治療+モリオン:週1〜2回、計8回、1回の治療は60分(まず光感受物質モリオンを30〜40分塗布、つづいて光治療を行います。)

・光治療+ケミカルピーリング 週1〜2回、計8回 1回の治療は60分(角質ケアのためのピーリングは1〜2週間に1回、赤ニキビだけでなく白ニキビも多い方に効果的です。)

こんな症状でお悩みの方はお試しください

  • 炎症性の赤ニキビが多い。
  • 膿疱性ニキビが多い。
  • ケミカルピーリングなどの治療であまりよくならない
  • 抗生物質などの薬はなるべく飲まないで治したい。

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よくあるご質問

どうして光でニキビが治せるのですか。

ニキビ菌が出すポルフィリンが出す活性酸素がニキビ菌、皮脂腺そのものだけを破壊します。


光は安全ですか?

紫外線ではなく可視光線を使用していますので安全です。

どのようなニキビに効果的ですか?

炎症のある赤ニキビ、膿疱性ニキビに効果的です。角栓がつまっただけの白ニキビ、黒ニキビには反応しません。

治療は何回くらい必要ですか?

光単独治療の場合、週2回、計8回の治療が基本です。当クリニックでは白ニキビも含めた角質ケアのためケミカルピーリングとのコンビネーション治療を行っています。膿を伴ったニキビが多い場合は光感受物質を塗布するいわゆるフォトダイナミックセラピーが効果的です。

痛みはありますか?

光治療そのものには痛みはありません。

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お問い合せフォーム(お気軽にご質問・ご相談ください。また、オンライン予約も承っております。)



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